たまたま愛着障害や、それに関係して愛着スタイルという言葉を知った。
愛着スタイルには大きく分けて安定型と、不安定型があるらしく、さらに不安定型は回避型・不安型・未解決型の三種がある。
そして、不安型と回避型を同時に持つ場合は恐れ回避型と呼ばれ、未解決型はどれにも併存する、
これらは基本的に親との関係で決定付けられるらしく(途中で変わる事もある)安定型はそのなの通りで、安定した人間関係を持てる。
回避型はしつけが厳しかったり親が冷淡であったりとした場合で、人との密接な関係を避けるようになる。
不安型は親の態度に変動があり、顔色を見ながら育った場合で愛を失う、つまり関係性が悪くなる事を恐るよいになるらしい。
恐れ回避型は二つの要素を持ち合わし、人との関わりを求めながらそれを避ける二面性を持つ。
未解決型は親との関係でおった心の傷を解決出来ておらず、トラウマのようになってることである。
愛着スタイルは割合で考えられ、不安型の影響が強いと日常に支障をきたす程だと愛着障害となる。
ここら辺の説明はざっくりかつ素人なので気になるなら個人で調べてみて欲しい。
ネットに診断が転がっていたので試しにやってみた。
不安定型が軒並み強くて最早笑ってしまった。我ながら酷いものである。
確かに私と親(養育者)との関係は良いものではなかった。虐待や育児放棄されたとかではなく、愛自体はあったのだけれどね。
しかし、これは凄い納得感はある。私の特徴として一人は好きだが独りは嫌いがありますからね。
人は好きだし人と一緒にいるのは好きだが、人といるのは疲れるしあまり積極的に関わることもしない。
しかし人が離れていくのは辛い。人を怒らせるのも非常に苦手だ。
snsだとそれが顕著に現れ、関わった人がいつのまにか消えてたりすると物凄く虚しくなる。よく昔見てたブログが消えているのを嘆いていたのもこれなんでしょう。
怒らせたりブロックされていたりすると心臓が脈打ち、頭が真っ白になる。なんなら息が震え始め苦しくなることもある。
現実でも怒った理由が分からなかったりすると非常に不安になったりする。逆に対処が分かるような怒りなら大丈夫なのだが。
育ち方にも心当たりはある。私は小学生になるまでは普通に幸せに育ったが、途中から祖母の家に預けられて育った。
この祖母は厳しいかつヒステリックな人であり、一度怒らせると何時間も叱られ続けた。期限がいいと褒めてくれたりお菓子をくれたりなど態度にもむらがあった。
祖父も気難しい人だったし、祖母が褒める時も叱る時も人を引き合いに出すため、環境的にストレスも溜まっていた姉との関係も当時悪かった。
一応週末は本来の家に兄姉と両親と集まっていたのですが、時間がたつにつれ兄の反抗期により父親と苛烈な喧嘩をするようになりました。
私はこれにより殆ど常に人の顔色を見ながら育ちましたし、愛をあまり感じずに育ちました。
さらに父親は子供と世話と病気の母を支えることに限界を迎え、途中で週末にすら私に来るなと言いました。
まだ小学生だった私はこれを捨てられたと捉えてしまい、より愛を感じなくなりました。
中学の時に私は行方不明事件を起こし、泣きながら抱きしめられて勘違いだと気づいたのですけどね。
未解決型の部分は色々ある気がします。
私は色覚異常を持っており、信号の青が白に見えます。小学校に入学した頃それを無邪気に喋った結果、嘘をついたと思われ窘められたこと。
これ以外にも本当の事を信じて貰えない事は何度かあり、これはかなり引き摺ってるように思います。
親に来るなと言われたの傷ですし、小学校の時限界がきた私が登校拒否した時無理やり登校させようとした事も結構辛かったと記憶してます。
ここら辺から人に期待することをやめたような気がします。
兄が味方をしてくれて休めてはいたのですけどね。
兄はかなり私を助けてくれましたが、殆ど関わる事は出来ていないのですよね。兄の人間性も私には全然分かりません。
心配してくれていたことは分かるのですどね。
でも兄も恐らく回避型は持ってるのでしょうね。よく連絡先を全て消しますし、不登校でもありました。
最近少しずつ自分が辛いという事が認めることが出来るようになり、精神と理性の衝突による胸を引き裂きたくなるようなストレス・感覚もあまり感じなくなりました。
この愛着の話も、少なからず私は傷を背負っていたんだなと認めることができ、少し楽になる事ができました。
だから親が悪いとも思いませんけどね。誰も悪くないし、どうしようもなかった。
いつまでたっても自分を完全に認める事が出来るとは思えませんけどね。